鶴岡市議会3月定例会で国保税の税率アップが9日の市民生活常任委員会(委員長・齋藤 久)で決められそうです。
旧藤島町が最大の値上げ幅で、4人家族で所得300万円(控除前)の世帯で年9万円も引き上げられ、38万円を越えます。所得400万円だと12万円増で年47万円にもなります。
値上げの最大の理由は「17年度の国保の税収が、16年度の農業所得が落ち込んだため大幅な減収となった」ことによります。
そのため、市当局では国保会計の赤字分を埋めるために増税を3月議会に提案しています。
ところが、大きな問題が生じています。
17年度の農業所得は今確定申告がおこなわれていますが、所得税が大幅に伸びる計算になっています。
それは、全農庄内で16年産米の仮渡金を安く設定した分、17年度に大きく追加払いされているためです。
はえぬきで言えば、17年度にコメ収入が精算金としてこれだけ入りました。
3/26 14年産米本精算 335円/1俵60㌔
8/11 16年産米概算精算 1300円/1俵60㌔
12/28 14年産米追加精算 246円/1俵60㌔
12/28 15年産米本精算 450円/1俵60㌔
合計で2331円/1俵60㌔で、4ha農家が300俵出荷で70万円、5ha農家が400俵出荷で93万円の収入増です。
「収入増だから良いのではないか」と言われそうですが、16年度の減収の借金穴埋めにほとんど使われていますから、農家の懐には残っていません。
それでも確定申告では農家は70万円~100万円も所得増の計算ですから、今年の納税は大変だと皆言っています。
国保税は所得が伸びれば税収が伸びます。税率を上げなくても18年度は増収になります。
税率アップが決められたら、世帯所得(控除前)が400万円から500万円になっているので、年35万円が55万円の国保税となり、20万円もアップします。600万円になれば最高限度額の62万円となります。
これまで藤島町では国保税率の見直しは確定申告が終わって税収を見積もり、6月議会で決めてきました。
鶴岡市は確定申告の見込みを考えず、ただ赤字を埋める増税計算だけで3月議会で決めようとしています。
税率を変えなくても増税になるというのに、さらに農民から血税を絞り上げる富塚市長と御用議員は、水戸黄門に出てくる悪代官と同じで、まさに犯罪的な増税ではないでしょうか。
怒りでいっぱいです。
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